今回のハワイ旅行(2025年7月)は、出発前からトラブルに見舞われました!
なんと、羽田発ホノルル(ダニエルイノウエ国際空港)行のJAL便が整備の不備でまさかの遅延、翌朝の出発に変更に。
金曜日発の便だったので、一番のお楽しみだった「ヒルトンの花火」が見られないという悲劇 !
せっかくなので、体験レポを備忘録として残しておこうと思います。
まさかのトラブル!JALホノルル便が深夜キャンセルに…
羽田発ハワイ・ホノルル行きのJAL便。搭乗予定は夜21時(午後9時)。
チェックインを済ませ、出国審査も完了。搭乗ゲート前でフライトを待っていたところ、アナウンスが入りました。
「整備のため出発が遅れています。次のご案内は21時半です。」
そこから「22時」「22時半」とズルズル延期され、待っても待っても搭乗がはじまらない…。
そしてついに深夜0時前、「本日の便はキャンセル。翌朝に変更」との案内が!
想像もしていなかった展開に、呆然・・・・
しかも、JALからの案内は「ホテルは用意できないため、ラウンジを準備しています。」というものでした。
そこから、夜食用のパンとドリンクが配られましたが、ラウンジの準備が整うまでは、またしばらく搭乗ゲートで待機とのこと・・・。

各乗客にJALのスタッフが説明にまわってきてくれましたが、帰宅する、自分でホテルを探して手配、ラウンジで滞在の3つの選択しかなさそうです。
乗客はあきらめムードで、文句を言っている人はあまりいない様子。ただ、もう少し早くアナウンスしてくれれば、と怒っている方もいて、まさにそうだよなーとも思いました。
3時間も搭乗ゲートで待機していた後なので、クタクタです。
選択肢は3つ。でもどれもハード…

JALから提示された代替案は以下の通り:
- 空港のラウンジで宿泊(1人1万円分の食事代付き)
- 自宅に戻る(交通費上限15,000円まで支給)
- 自分でホテルを手配(宿泊費も上限15,000円支給)
一旦家に帰宅してベッドで眠りたい、と思ったものの、すでに出国済みだったため、帰宅するには再度入国して、また翌朝6時には空港に戻って出国し直さなければなりません。
しかもこの時点で深夜0時過ぎ。移動は当然タクシー…。ぎり交通費の保証上限1万5千円に収まるかどうか。
近くのホテルも自分で探してみましたが、手頃な価格帯のホテルはすでに満室。空いていたホテルはダブルルームで31,500円とのこと。二人なので上限は3万円。足がでてしまうのは、ちょっと悔しい・・・
結局、JALが用意した空港ラウンジでの一夜を選びました。
JALファーストクラスラウンジで宿泊
エコノミーの方はこちらへ~と、空港スタッフに案内され、ファーストクラスラウンジへと移動。
ファーストクラスラウンジの入口前で、1人1万円分の現金入り封筒を受け取ったあと、左と右に振り分けられます。
前のグループが左に行ったのに、私たちには「右に行ってください」と言われ「ええ?右?大丈夫?」と超不安に・・・・。
あとでわかったのですが、JALグローバルクラブ(JGC)会員のステイタスを持っていたため、食事が提供されるファーストクラスラウンジへ案内されていました。

豪華だけど…眠れないラウンジ泊

ファーストクラスラウンジでは、QRコードで注文→席に届けてくれる食事スタイルでした。
サクララウンジしか利用したことなかったので(たぶんこれからも・・・)、まあ、ある意味貴重な体験をできました。(ラッキーなのかアンラッキーなのか・・・)
夜はクタクタで食べられませんでしたが、せっかくなので、朝ご飯にいろいろと食べてみました。




やっぱりサクララウンジと違って食事のレベルが高い!
寿司バーはなんと朝の6時からオープン!マグロなんて、ちょっとした寿司屋さんレベル!?

鯛だしのラーメンが上品で美味しかった・・・。

ただ、ラウンジ内は横になれるスペースがなく、椅子で仮眠するしかないため、深夜の体にはかなりキツい…。体中がバキバキになってしまいました。

シャワーで少しさっぱり・・・。
翌朝の搭乗ゲートでまさかの・・・

翌朝の搭乗口が141に変更になって、ものすごく遠い。歩いても歩いても到着しない・・・。
踏んだり蹴ったりです。
でやっとたどり着いて、搭乗案内を待っている時のこと・・・
「僕たちが案内されたラウンジは、飲み物しかありませんでした…。」という会話が聞こえてきました。
あの時、右と左に振り分けていたのはそういうことだったんだと気づきました。
さすがにこれはひどい…。貴重なハワイの時間を削られたのは、みんな同じなのに・・・
JAL修行が少しは役にたったかも・・でも、ANA修行にしておけば・・・と複雑な気持ちでした。
*2023年にJAL修行をして、JGCのステイタスを獲得していました。今は、JAL修行のプログラムが変更で厳しくなっているようです。
ハワイ旅にも大きな影響が…
今回のトラブルで一番残念だったのは、この便が金曜発だったこと。
予定通りに到着できていれば、初日の夜はヒルトン・ハワイアン・ビレッジの名物・金曜夜の花火を見るつもりでした。

それが完全に見られなくなり、ハワイ滞在の初日が潰れてしまったという悔しさ…。この花火を楽しみにしていたので、本当に残念でした。
【まとめ】丁寧だけど惜しい…JAL遅延と空港泊のリアル
JALスタッフの対応は丁寧で、ファーストクラスラウンジも体験できましたが、やはり「旅行初日の大きな損失」と「ラウンジ格差」にはモヤモヤが残りました。
トラブルは仕方ないとはいえ、フライトキャンセルが深夜に決定→そのまま空港泊はなかなかハード。
特にエコノミークラスの方への対応には、もう少し配慮があってもよかったのでは?と感じました。
“忘れられない出発日”となったのは間違いありません…。
ということで、ハワイには、金曜日の20時すぎに到着。
花火がちょうど終了したころに、着きました・・・・。